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突っ込んだハブメルに颯人先生が
変わらないと言えば、ピースが盛
大に変わるから!!と突っ込んだ。
「ブレスレットも近いうちにでき
ますからお待ちください。
さて、仕事に行きましょう皆さん
」
敬語になったキルリにそんな時間
と思い知らされた一同だ。
やはり、キルリは一番まともなの
かも知れない。趣味を覗けば。
「って思ったんだけど」
「そりゃ、颯人先生…
思い違いだ;」
職員室で席が近いハブメルに颯人
先生が聞けば、ハブメルはそれを
バッサリ切り捨てた。
あり得ないのだ。
何故ならハブメル、ピースと色濃
い面子を束ねるキルリだ。
全くもってまともなんてあり得な
い。
「あんな、キルリにそう思った時
点で末期だ。
言っとくが、ヤンデレピースより
も俺よりもキルリはヤバいんだ。
まぁ、あいつの実家が実家だから
仕方ないけどな…」
「実家?」
「ああ、あいつ
医者の一族の産まれでよ
やたらそういうの詳しいんだよ。
実際、実家継いでるしな」
なんでも体外妊娠だのを完成させ
た一族だという。
とんでもないエリート揃いは一般
人の耳にも入るほどだが、颯人先
生はキルリの実家がそれで、しか
もキルリが跡を継いでるとは思わ
なかったらしい。ハブメルの前で
驚き固まっていた。
「同性愛があるだろ?
その中でも子宝が欲しい同性夫婦
の為に最初それは産み出された。
どっちかをNとしてSを受け入れる
で熟成させ、体外器に入れ10ヶ月
で生まれる…実際に成功例がある
。」
書類を書きながらハブメルが淡々
と語った。
「事実成功例をアンタは見てる」
「は?」
「ピース。奴がそうだ」
それによけい颯人先生は驚いた。
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