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後ろから突然現れたのは、蓮の親友、堀合 伊月
「本当、お前は理想高いよな。今の子だって悪くなかったろ?」
「そうかー?別に…」
「これだよ…」
伊月は、ハァ…と、一つため息をついた。
蓮と伊月は幼い頃から家族ぐるみで
仲がよく、伊月は昔から蓮の理想の高さには呆れているのだ。
「お前、彼女の一人や二人作れよ!!」
「いい女がいたらな。」
「彼女はいいぞー!!癒されるぞ~」
伊月の彼女は癒し系みたいですね。
伊月は彼女を思い出しながら脳内妄想中なためもう周りなんか見えていない様子。
それに気付いた蓮は黙って一人、伊月を置いて教室に戻るのであった。
「あ、あれ!?蓮?」
蓮がいないことに気付いたのは
あれから20分後くらいのこと。
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