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「彼女かぁ…」
蓮も彼女が欲しい年頃なのは間違いない。
学校の帰り道一人、トボトボ歩いていると
いつも見慣れているはずの景色なのに
何かが違う事に気付く。
「…あれ…こんな所に神社なんてあったか?」
夕焼けに照らされたその神社は誰も寄り付かなさそうな古い境内がよく目立つ。
だが、何故か蓮は気になって仕方なかった。
ジャリ…
一歩踏み出す蓮。
また一歩、また一歩と少しずつ歩いた。
歩きながら辺りを見渡すが特に変わった様子はない。
「…なんで今までこの神社に気付かなかったんだ…」
いつも通ってる道なのに今知った神社の存在。
不思議な感覚に陥る。
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