最後の時
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老人はゆっくり目を閉じた。そこへ一匹の黒猫がやって来た。老人の側に摺より、海を眺めている。老人に挨拶するように黒猫は鳴く。敵意の無い、のんきな鳴き声。老人は黒 猫を撫でてやった。黒猫は気持ち良さそうに鳴き声上げた。 老人は涙を流した。思えば、妻を亡くしてから、世界を恨み、愛情を与えたり、感じてはいなかった。老人の心は黒猫救われた。老人は穏やかに笑った。 老人は最後に笑って死を迎えた。
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