131人が本棚に入れています
本棚に追加
4月23日からはや一週間というモラトリアムも完璧に食い潰して、だらだらと自堕落な高校生活を過ごし、素晴らしい人生を謳歌していた
太陽が貴様など殺菌してやると僕をさんさんと照りつけ、花は時間をセンチメンタルに潰す為に綺麗に咲いてくれている
全くもって素晴らしい
そろそろ授業かなと思いながら時計を見るが、まだ30分近くモラトリアムはある
それもそうだ昼休みで僕はパンをほうばっているのだから
カレーパンをファ〇タデストロイで押し込み、スマートフォン様でギャルゲーをプレイする
そしてとうとうバッテリーが切れてしまった
スマホの電池量を増やすべきだと僕は思う…いや確か『いくぞー』的なバッテリーを引き伸ばすシステムが開発されたんだっけ
とか他愛も無いことを考えていると友人である、斎藤弘志が大量の工口本を持って僕の方に歩いてきた
「よう建崎!これ預かってくれよ!」
弘志はその工口本を僕に渡しやがった
「悪いねー!」
僕がふざけるなという寸前にはもう弘志は走っていった
また僕は喋れなかった
そしてそこにはエロ本とファンタが残った
そして僕はチラチラとエロ本を見てしまう
そしてその本を手に取り…
最初のコメントを投稿しよう!