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あさのことは切り替えて、
さて、今日から3月だ。
あとは春休みを待つばかり
休みまで学校をサボりたいがそうともいかない
テント返却とかな、
仁は相当悪かったらしくもがいている
こいつの姉は超人なので、相当怒られる
脇から覗いていると、
「覗いてんじゃないよ、バカ」
「お前の見せろ、」
面倒なのでさっさと見せる
「俺よりいい、このがり勉」
俺のもそんなにいいわけではないが
「まあ、人生勉強だけが全てじゃない、いかに女の子をてにいれるかだ!」
「それも違うだろ」
「まあ、それもいいや」
何が言いたげだったが
俺はわざと見逃した
それから昼休み
いつものように学食にいき
仁としゃべる、仁は急に
「お前には女難の相がでてる、」
「何を根拠に」
「俺のカンをなめるな、今まで女をしてにしてこなかった罰だとおもえ」
このあとこいつは女の子ナンパしようとか盛んに誘ってきたが、全て流した
俺もこのままでいいのか、このままずっとこんなのでいいのかと………
それから教室で、
「みんな~ちょっとまって~、連絡があるから~」
放課後ザワザワ広がる教室で、間延びした声が響く
声の主は、人混みにまみれて見えない。
「注目注目。男子早く座ってよ~、騒いでちゃ終わらないから~」
緊張感の欠片もない話し方で、帰宅モードの生徒たちをなだめる。
彼女はクラスの委員長の小野、小野桜(おのさくら)だ。たれ目な感じで、ふわふわした雰囲気の女の子。
パット見た感じは、積極的に動くタイプに見えないし、そうゆうタイプでもない
押し付けられているというのが正しい。
見た目から小柄で頼りなくクラスのまとめ役に見えない。
「もぉー、みんな聞いてよ~!」
全く騒ぐのをやめないクラスメートに、
委員長はバタバタしている。
そのうち辺りが静まり 、委員長が話を始める
「えーと……………です」.
プリントを見て内容を読み上げる
ちょこまかとした動きが小動物みたいだ
こんな頼りない委員長のなかでもクラスはぼんやりまとまってる。
「それから、明日から予令で校門が閉じます。だから遅刻しないようにね」
ぼんやり聞いていた俺も、遅刻と言う言葉に反応がしてしまった。
「マジかよ!」
「三学期になったのに」
「委員長横暴!」
あちこちから火の手が上がる不満の火の手が…
「そ、それはわたしのせいじゃないぃ~
」
それはもっともだが収まらない
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