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女パーツ屋
「いやっしゃいませー!女パーツいかがですかー?今流行りのぺちゃパイは、半額ですのー」
ボール
「・・・」
オカマ
「ちょっと!みせてちょうだい!!!」
女パーツ屋
「何をお探しで!!」
ボール「売ってるんだ・・・」
???「ねえ、きみ」
ボール「?私ですか?」
???「君も セイベツ を探しにきたの?」
ボール
「え、はい。そうですが あなたは?」
???「俺はケイ。俺も探してるんだ セイベツ」
ボール
「?あなたは、男性なのでは??」
ケイ「え?」
ボール
「男性にみえますが?」
ケイ
「もしかして、君 この世界来たばかりかな?」
ボール「え、あの。はい」
ケイ
「なるほど・・・もし良かったら、少し話さない?いろいろ教えてあげられると思うし」
ボール
「本当ですか? あ、私は ボールです。よろしくお願いします。」
ケイ
「こちらこそ! うち すぐそこだから、行こう」
ボール「あ、はい」
ーーーーーーー
ケイ「コーヒーでいい?」
ボール「はい」
ケイ
「それで、病院から 放り出されて カラダパーツ屋に 居たってこと?」
ボール
「はい、アスっていう女の子に カラダの一部を返してもらって・・・」
ケイ「どうぞ」
ボール「あ、ありがとう」
ケイ
「俺もまだ 全部は分からないんだけど、この世界で セイベツを見つけないと帰れないらしい」
ボール「はい」
ケイ
「どうも それは パーツのことでは 無いらしいんだよね」
ボール「え」
ケイ
「しかも この世界は バーチャルな世界なんじゃないかなって 思ってる」
ボール「バーチャル?」
ケイ
「俺もその アスに この世界に送られたんだ」
ボール
「じゃあ、あなたも あの病院に?」
ケイ
「うん、この家も前に居たカムイが作ったらしい」
ボール「カムイ?」
ケイ
「現実世界に帰った人の事を カムイって言うらしいよ。殺されたって言う人も居るけど・・・」
ボール「殺される」
ケイ
「本当のところは 分からないね」
ボール
「どうやって 見つければ いいんでしょうか」
ケイ
「・・・とりあえず 男パーツで良ければ 余ってるから あげるよ」
ボール
「本当ですか! ありがとうございます」
ケイ
「服も 俺のお下がりだけど、自由に使って」
ボール「何からなにまで」
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