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「やっぱり食堂は混んでるね～!ちょっと賢吾!!あっちで食べさせ合いしてるカップルが…」
というわけで食堂へやってきた。
馬鹿みたいに広いのだが生徒数も馬鹿みたいなくらいいるのでどうしても混んでしまうのだ。
…………うっとうしい。
「賢吾何食べる？」
「うどん。これ以外高過ぎて食えない。」
日替り定食の値段で参考書が3冊買える程だ。
首席になったからといって昼飯タダになるほど甘くはなかった。
「賢吾毎日うどんじゃん。栄養偏るよ？」
「俺が金持ちになるかこの学園の物価が下がるかしない限り俺の栄養は偏り続ける。」
「どうしようもないね…」
くだらない会話をしながらメニューを注文し食事がくるのを待つ。
いつも思ってたんだがもうここ食堂じゃなくてレストランだよな。
「あ!!成田!!そこに座ってたのか!!」
…………まじか。
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