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「今!どこにいるの?ねぇ?」
「ちょっ。首締まってる」
あっゴメンと無意識に掴んでいた
増田君の襟から手を離す
「ごめんな?それは知らんのや」
そう言うと増田君は空を見上げた
「…最後に言われたんや。りんちゃんをよろしくって。悪い虫が寄ってきたら払ってくれって」
「元気にしてるんかな?」
さぁ?とお手上げのポーズをとった
増田君はくるっと翻って
気い付けて帰れよって手を振った
「あ、そうや。まだ『大怪盗団』は死んでない。それだけは忘れんことやな」
と言い残して帰ってしまった
色々と聞きたいことがあったのに
それを避けるかのようにさっさと姿を眩ました
でも、1つ
咲人君はまだ大丈夫なんだと思った
増田君はなぜそんなことを知っていたのだろう?
to be continue … …
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