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いつもより早く寮を出て
俺と木村君は学校の正門のところにいます。
「カメラの準備は大丈夫か、鮗隊員」
「万端であります。木村隊長」
こんな感じでふざけて近場の木に登った。
ついにだよこれ!もう待ってましたって感じちなみに俺のカメラはケータイ。
木村君はごつい一眼レフ。くそ金持ちが。
ニタニタしながら転校生を待った。
遅くね?
さっきHRのチャイムもなってしまった。
まぁ俺達はサボる気満々だったので関係無いってばよ!
「おい鮗、来たぞ」
「ふぇ?」
「っ///(その顔反則)」
「うずくまるほどキモい顔悪かったな。でどこだよ、転校生。」
「(違うんだけどな、、)あぁそこそこ。」
居たーー!!まさに 王 道 !
もっさりした鬘に瓶の底みたいな眼鏡をした少年。鬘から少し金髪が見えてて鬘なのがバレバレ。
転校生は只今校門をよじ登っています。
行動まで王道ww
「鮗、副会長来たぞ」
「ここまで同じだと怖いな。」
いつの間にか復活していた木村君と苦笑いした。だってね?
副会長はご察しの通り腹黒です。いつもの笑顔を張り付けて歩いて来る。
俺達はカメラを構えた。副会長はもう少しで登り終える転校生に声をかけた。
「何をしてるんですか」
「どぅわ!」
―ドサドサ
びっくりして落ちちゃいました。
お約束wwww
抱き止めればさらに良かったけどね。
「、、、、大丈夫ですか 」
「おう。」
「あなたが転校生の烏間君ですね。
私は青龍寺利也です。理事長室に案内します。」
「利也か、よろしくn、よろしくお願いします。」
敬語下手くそww
いきなり名前呼びとかww
隣の木村君もニヤニヤしてる。
「こちらこそ、烏間君」
「友希でいいぞ、です。あとその気持ち悪い作り笑顔やめろ、てください。」
言ったーーー!!
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