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―――――おぎゃあ、おぎゃあ!!
「やったぞ!!生まれた!!俺たちの子だ…ミィナ…よく頑張ってくれた」
「…男…の、子……?」
「そうだよ、ミィナ。元気な子だ」
「…よか……た……」
母親であろうミィナと呼ばれた少しやつれた女性が生まれたばかりの赤子に手を伸ばす
赤子を抱えていた父親、ルーカスがミィナへと赤子を渡そうとする
…しかし、母親が自分の子供を抱くことはできなかった
伸ばされた手は赤子には届かず静かに母親は崩れ落ちる
「……ミ…ィナ……?」
誰一人動くことができなかった
静かな病室にすやすやと眠る子供を起こさないようなルーカスの嗚咽が響く
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