第四章~CONTACT~

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「お待たせしました。」 注文してからすぐ、料理は届いた。 うわぁあ!旨そう。 やばいはやく食べたい。 「ありがとうございます!」 美味しそうな料理を前に 緩みきった頬を気にすることもなく、満面の笑みでイケメンウェイターにお礼を言った。 イケメンウェイターは、少し恥ずかしそうにハニカミながら顔を赤くして去って行った。 「市乃 ! かわいい ! 」 突然そんなことを言い出した毬藻くんを華麗にスルーして、グラタンを一口食べた。 「ユウ、これ凄く美味しいです! 今まで食べたグラタンの中で断トツ1位です !」 あまりの美味しさに頬が緩みっきりのまま、ユウにそう言うと頭を撫でてくれた。 祐成のその行動に周りの席の生徒は驚いていたとか。 ‥
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