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「お待たせしました。」
注文してからすぐ、料理は届いた。
うわぁあ!旨そう。
やばいはやく食べたい。
「ありがとうございます!」
美味しそうな料理を前に 緩みきった頬を気にすることもなく、満面の笑みでイケメンウェイターにお礼を言った。
イケメンウェイターは、少し恥ずかしそうにハニカミながら顔を赤くして去って行った。
「市乃 ! かわいい ! 」
突然そんなことを言い出した毬藻くんを華麗にスルーして、グラタンを一口食べた。
「ユウ、これ凄く美味しいです!
今まで食べたグラタンの中で断トツ1位です !」
あまりの美味しさに頬が緩みっきりのまま、ユウにそう言うと頭を撫でてくれた。
祐成のその行動に周りの席の生徒は驚いていたとか。
‥
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