プロローグ

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里穂は明るくて元気な女の子だった。 私は一年生だった。 初めての小学校は心配だったけど里穂が毎日一緒に登下校してくれたから良かった。 帰り道で花の蜜を吸ったり、虫を捕まえたり、かけっこしたりして。 里穂がいて良かった、そう思ってた。
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