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頭を下げると席を立った。
『ねぇ、ソラ。ソラは私に会う為にたった7日の一生を送ったんだよね。
だから私もソラに会う為に頑張るから。
またきっと会おうね。信じてるから……愛してるよ、ソラ』
そうつぶやく。
また巡り会うその日まで信じていれば、心は寄り添って居られるはず。
そう強く信じることができた知春の頬に、もう涙はなかった。
神様のくれた7日間 -完-
この作品に出会ってくれた全ての方に感謝を込めて
2013.06.04
広瀬 玉青
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