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ソラである以上、ここに住むのは当然といえば当然だが、これでいいのだろうか?
やはりこれは夢の中の出来事なのではないだろうか?
考えをまとめられずに困っていると、また猫の姿にもどったソラがベットに乗ってきた。
当然の事ながら、重みは全くない。
生前と同じようにゴロゴロ喉を鳴らしながら、膝をフミフミする仕草をする。
やがて眠くなったのか、体にぴったりと寄り添って丸くなった。
体がないので、ぬくもりは感じられないけれど、暖かい気持ちになってきた。
かつての習慣だろう、また眠くなってきた。
――やっぱりコレは夢の中の出来事なのだ。
もう少し寝よう。
ソラの幽霊と一緒にもう一度眠りについた。
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