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第2話 †春美・ひとひらの恋†
見つめ合う春美と色男
男の眼ぢからが春美のハートに突き刺さる
春美は、おもわず瞳を閉じた
男は、そ~っと頬に触れて言った
「ご飯粒が付いてますよ」
「いやだぁ~恥ずかしいわ」
「そろそろ行きましょうか、嵐さん」
「嵐さんだなんて他人行儀だわ、は・る・みって呼んで」
「もう行かないと…」
「まだ帰りたくな~い」
(嵐さん、嵐さ~ん、行きますよ~)
(嵐さ~~ん)
(え~?待って、おいてかないで~)
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