序
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序
――東天の遥か彼方、 母なる龍河の流れに育まれし 広大にして肥沃なる大地あり。 恵まれ豊かであるが故に かの地の覇を狙う者達は後を絶たず。 度重なる戦乱と流血、 積み重ねられし骸と無数の嘆きの果てに、 やがて数多の民を束ねし王国が築かれん。 国祖・燐英により築かれし、かの国の名は 《華》と呼ばれた。
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