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「たしか……うちの生徒が喫煙飲酒してるって……」
そう………
それは昨日の放課後のことだった……
「よし。今日のテストの採点も終わったし、帰ってドラマでも観るかな」
トントンとテストの答案用紙をまとめていた時だった。
「宮前先生!中里先生!すぐに街のカラオケボックスに行ってください!うちの生徒が喫煙飲酒してると通報が入りました!」
教頭先生の指示の元、中里先生と街のカラオケ屋さんに向かったことを思い出す。
「そう……あの時はまだ私は処女だった……」
いつ?
誰が?
あたしの処女を奪った?
実を言うと……
宮前千尋27才。昨夜のことほとんど覚えてません!!
生徒とHした……それはなんとなく覚えているのだが、誰とした?
Hの相手を思い出そうとして頭が痛くなる……
「つ~飲みすぎた~完全に二日酔いだわ……」
ブラックの珈琲を口にして、少し思い出すことを休憩する。
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