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白亜(M)
「う、うわぁ… き、嫌われた…!そうだよね… 俺なんかに話しかけられても気持ち悪いだけだよな…」
興覇
「『みんな彼の言ったことを気にしているの?』」
名無しさん
「ボクはどーでもいいけどっ あいつの物言いに腹が立ってるだけ!なんで魔法人になれないんだよ!欠けてるものってなんだよ!」
白亜
「まぁ考えても分かんないんだし、別にいいんじゃないか?なぁ」
さっちゃん
「そうですね…。」
さっちゃん(M)
「フン。お前らはそうやって呑気にやっていればいいさ。魔法人になるのは俺だけ。俺だけが答えを見つけるんだ」
名無しさん
「そんなことよりっ! あいつが大事にして閲覧禁止にしてる本を片っ端から見てやろうよ!」
白亜
「おもしろそう!もしかしたら、その中に魔法人になる秘訣とかが載ってるかもしれないな!」
興覇
「『禁忌』」
白亜(M)
「…た、確かに…。バレたらどうしよう…」
名無しさん
「それじゃ、さっそく… えーっと…これこれ♪」
さっちゃん
「名無しさん… 勝手に見たりしたら…」
名無しさん
「うるさい!ボクが見るって言ったら見るんだ!口出しするな」
さっちゃん(M)
「このクソガキ…!!フン…まぁいいさ。これで俺は手を汚さず魔法人になる秘訣を知ることが出来る」
名無しさん
「よし…」
【本を開く。と同時に吸い込まれる】
名無しさん
「えっ… う、うわあああ!!」
白亜
「うわああああ!!!?」
紅玲
「っきゃあああ!!」
師匠
「ふむ…やれやれ。まぁ、今のやつらにはいい勉強になるかもしれんな…」
─一冊目─
白亜
「ってて… あれ、ここは…?」
【倒れている四人】
白亜
「──っみんな!」
白亜
「大丈夫か!?紅玲!紅玲!」
紅玲
「……っ…」
白亜
「紅玲!」
紅玲
「───? …!? っ触んないで!」
白亜(M)
「ガァーン」
さっちゃん
「…ん…んう… ここは…?」
名無しさん
「っててて… もうっ なんなんだよー!」
興覇
「『状況が理解できないでいる』」
タクト
「おーーーい!」
白亜
「?」
さっちゃん
「女の…子?」
タクト
「君たちー!大丈夫かい!?」
白亜
「大丈夫…って?」
タクト
「だって、君たち空から降ってきたんだよ?ケガは?」
名無しさん
「空からぁ!?」
タクト
「見たところケガはないみたいだけど… 一応心配だし、家においでよ」
紅玲
「…どうなってんのよ…」
さっちゃん
「あの。ここは?」
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