*本編*

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さっちゃん 「…もしかして、僕たちはこの本の中に…?」 紅玲 「はぁ?本の中に、どうやって入るってのよ」 さっちゃん 「あり得ないことじゃない。師匠は魔法人なんだ。そのくらい出来そうです」 興覇 「『……一理、あるかも』」 名無しさん 「へぇー。おもしろいじゃん。次、次!」 紅玲 「ちょ… だったら勝手にやってよね。あたしを巻き込まないで!」 名無しさん 「しらなーい」 【本を開く】 紅玲 「ばっ…!」 ─二冊目─ 名無しさん 「…ててて…」 クリスタ 「……?」 名無しさん 「…ん… ってうわあ!?」 クリスタ 「うわああ!?」 名無しさん 「な、なんだよお前…っ!いきなり人の顔覗きこんだりして!」 クリスタ 「だ、だって君たちがいきなり降ってくるから!死んだのかと…」 白亜 「あれ…?また別の世界…?」 紅玲 「名無しさん!なんであたしまで巻き込むのよ!」 名無しさん 「はぁ?さっさと出ていかないからでしょ」 紅玲 「はぁ!?」 白亜 「ケンカはやめろって。」 紅玲 「フンッ!」 興覇 「『見覚えのない場所』」 クリスタ 「君たちどこから来たの?ここはアレイルの僕のお城、クリスタ城さ。で、僕クリスタ」 白亜 「じゃあ、ここは君の家ってこと?」 クリスタ 「そうだよ。僕は世界征服を目論む魔法使いなんだ♪」 さっちゃん 「世界征服…?まさか、魔法を使って世界征服を…!?」 クリスタ 「あれ!?なんで僕が世界征服しようとしてること知ってるの!?」 名無しさん 「いや思いっきり自分で言ってたし!」 クリスタ 「がーん!バレてしまったぁー!」 さっちゃん(M) 「魔法で世界征服…。僕の考えと同じ…だと…?このガキ、ふざけやがって」 クリスタ 「はっ!もうこんな時間か!プリプリの時間だ!」 名無しさん 「プリプリ?」 クリスタ 「二人はプリプリ!大人気の魔法少女アニメだよ!」 【テレビをつける】 ─アニメ─ プリプリA 「魔法を使って世界征服…!?」 プリプリB 「酷い…っ 今までそんなことを考えていたの…!?」 男 「ああそうさ!俺はお前らと一流の魔法使いを目指すフリをしていたんだよ!ふふはははは!」 プリプリA 「くっ… 信じてたのに…!」 プリプリB 「こんなことするなんて…あんまりだわ!」
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