第一章 協力者

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強い光が目に突き刺さる。 声が頭に響き渡る。頭が痛い。割れる様だ。 「あんた、は?」 俺は目を細めながらベッドの横に立つ人物に尋ねた。 「ああ、起きていたのか。君は実に“幸運”だ」 「………幸運は間に合っている」 「そんな悲しい事を言わないでくれ」 「あんたは?」 何とか意識を覚醒させるとベッドに座った。 「アイザック・ヴェスター」 「あんたが?笑わせるな」
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