異世界への入口

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聖史「うぅ・・・ハッ!!此処は一体」 目が覚めると、俺は全てが真っ黒な空間にいた。 聖史「おーい、誰かいないのか?」 シーン どうやら此処は俺以外は何もいないらしい。 聖史「まさか此処が異世界なのか?」 僅かな不安が募る。もし此処が異世界だとしたら俺は精神を保っていられないだろう。 そんな時、持っていた本・・・〈零の書〉が光輝き勝手に開いた。 聖史「い、一体何が・・・」 俺は開かれたページを見た。 聖史「“無からの誕生。有から無へ。全ては無から始まり無へと帰る。無は零であり、有も零である。求める無限は無にあり”・・・どうゆう意味だ?ウグッ!!」 ページに書かれていた文章を読むと行きなり激しい苦痛に襲われた。 聖史「な・・・なん・・・だ・・まる・・で・・・グァッ!!」 『俺の中で何かが暴れて』と続けようとして俺は意識を失なった。
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