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木之本「神渡マジ鬼っしょ……」
一番後ろを走る木之本。誰も近くにいないことをいい事に、本音を口にする。
ブロロロロ……
木之本(……車か。ちょっとだけ寄ってやるからあとは自分で避けろよ)
と頭の中で呟きながら道路の少し端に寄る。
しかし、その車は避けるどころか逆に木之本と同じ方向に寄ってきた。
木之本(なんだこの車……て神渡ーー!!!!)
車に乗っていたのは神渡。車の中からニヤっとしながら、木之本を車で轢こうとするフリをしていた。
木之本「ちょっ轢こうとすんなし!てかずりー車……」
と言った瞬間、逃げるようにさっさと坂の上へ車を走らせた。
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