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海王「なんか距離あんまねぇとか言っといてけっこうあったよなぁ」
地福「で、これをまた戻るんすよね……」
薗村「あと来てないのは木之本と水谷だけか?」
坂を上りだしてから10分程たった今。水谷と木之本以外のメンバーは広場に到着していた。
広場と言っても、直径30mほどの円上に草を除かれた場所。中央が焦げているのもあって、恐らくキャンプファイヤーをする場所なのだろう。
神渡「全員集まってるか?」
土山「あ、先生。まだ木之本と水谷が……」
神渡「はぁ……あいつらあとで坊主にしてやるか」
美月「ぶふっ!水谷の坊主とか想像出来ねんだけど!」
広場に爆笑が響いた。
二人はこんな恐ろしい事を話されてるとは知らず、まだ坂を走り続けているのだった。
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