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芽吹「すげー、透和に教えてもらってからめっちゃ綺麗に切れる」
土山「でしょー？」
火藤「お前女々しいんだよ巨人症のくせに（※違います）」
土山「低すぎるところから言われても聞こえなーい」
火藤「てめぇ――」
トン……
木之本「いっ……てぇ！」
美月「まさか手ェ切ったか!？」
木之本「うん、見ての通り」
地福「うっわ……」
木之本の左手の人指し指からブワッと血が溢れ、ポタポタとまな板に垂れている。
土山「おいおい大丈夫!？早く洗ってきなよ！」
金井（正直やらかすと思ってた……！）
薗村「血やべえな。結構深く切っただろ」
木之本「ああ、先輩同士の喧嘩ほどじゃないし」
木之本は近くにあった水道の蛇口を捻り、傷を洗う。
薗村「そ、そっか……」
六人は苦笑いで返事をした。
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