第二封印と騎士達と

2/12

33人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
[蒼真ッ!] 「広域結界……ね。まったくどこのどいつの仕業だよ」 12月2日の夜。 急に街に展開された広域結界を俺とキバットは感じ外に出た。 ひどく嫌な予感がぷんぷんとしていたが気にしてなんかいられないな。 ―――幼いキバ。 ―――運命に、運命に負けないでください。 「………ん。誰だ?」 [どうかしたのか、蒼真?] 「うんにゃ、なんでもない。行こうぜキバット」 なんだろう聞いたことのある声がしたような、しなかったような…………気にしないでおこうかね。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加