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[蒼真ッ! 大丈夫か、蒼真!?]
「ん………普通に痛い」
残りが200を切っていたときに急に横からの衝撃を受けて俺はビルに向かってブッ飛ばされていた。
肋は………折れてないな。
「おやおや今ので特にダメージもなしですか。流石と言いますかなんと言いますか…………」
「お前……誰だ?」
誰かの声が聞こえ、顔を上げるとそこには黒いコートの上に金色の鎧を身につけた取って付けたような笑顔をした男が立って、いや飛んでいた。
「私の名前を知らないのですか? ………あぁ、そういえば代替わりをするものでしたね、キバは。なら私のことを知らないのは当たり前ですね」
[なんなんだ……なんなんだよ、こいつ]
「では自己紹介しましょう。私はレオナルド。このデバイスの名前はケーニッヒです」
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