第二封印と騎士達と

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レオナルド? そんな奴と知り合った覚えは……一切ないな、うん。 「昔に会ったことのある奴だったらすまないが俺はレオナルドって名前を覚えてないんだ。悪いな」 「いえいえ。私も貴方と会ったの初めてですから気にしないでください」 「ならなんで俺に攻撃しやがった。間違えたからとか言ったら許さねぇぞ」 レオナルド、という変人野郎のムカつくにやけ面に嫌気がさした俺は戦闘態勢をとりながら奴と向かい合う。 ………本当に、本当にムカつく笑顔だ。 「まぁ、攻撃したことは5000万歩譲って許してやる。許してやるからそこをどけ。俺はあの赤いのをとっちめないといけないんだよ」 「ははは。嫌ですよ」
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