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「ふふふ。さて次はどんな攻撃をしてくれるのですかね?」
「ナメんなよ、このクソ野郎ッ」
ニヒルな笑顔を浮かべて俺の攻撃を待つレオナルドに向かい再び突撃、次は飛び蹴りを放つ。
しかし奴はひらり、と軽い動きで避けるとケーニッヒを振るうために腕を動かす。
だけどな―――
「そういう風に動くのは予想済みだっつうの!」
「―――!?」
空中戦では俺みたいな近接格闘大好き(はーと)。つうか近接格闘しか出来ないような奴の攻撃は直線的で且つ点の攻撃しか出来ない。
だから攻撃を読まれやすいし避けやすいっていうのは分かりきってることだ。
だからこそ俺は攻撃をトリッキーにする。
さっきのように飛び蹴りを避けられた直後にブラッディウイングを大きくして羽ばたきの一撃をくらわせたように。
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