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「うぅーアルフーアルフー」
[また出やがったか禁断症状が]
家に帰った俺はすぐさまベッドに飛び込み昼間に見た女性を思い出し、アルフと会いたくなるような衝動に襲われた。
三日に一回くらいのペースでこの衝動に襲われるのよねぇ。
「なぁ、キバット。アルフみたいな姉御肌の使い魔と契約しないか?」
[既に四体も契約してるのにお前は何を言ってんだよ]
「姉御分が足りないのよ、姉御分が」
[そんなの俺に言われてもどうしようもねえよ]
そんな会話をしながら過ぎる12月1日の夜。
そして夜は明けていき2日の朝。
俺が運命-さだめ-過去と向き合うことになる事件に首を突っ込む始まりの日が始まった。
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