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いや、待て
俺、来るもの拒まず、去るもの追わずだけどさ
基本は、女好きよ?
これ、男だよね…
いや、ちょと羞恥心からか目に涙とか浮かべちゃてるけど
学ランだし…
いや、でも…
俺は不意に、本当にこの痴漢が男か疑わしくなり
確かめたいという欲求が頭を駆け巡り
気付けば、後ろ手に奴の股間を鷲掴みにしていた。
ふにゅふにゅと柔らかいそれは、揉んでいる内にやや固くなり、立ち上がりはじめた
ああ、やっぱ男なんだぁ
と、何処か他人事の様に実感し
横目で仔犬ちゃんを見てみれば
「ん…やっやめて下さい…ヤ…」
なんて眼鏡越しに大きな瞳から涙をポロポロ流し
羞恥心まみれの顔で快感をやり過ごそうとしている様だった。
ドキューン
ウハっ何コイツ、可愛し過ぎるだろう
俺は咄嗟に逃がさない為か、奴の方を振り向き
肩に手を回し羽交い締め紛いの体制をとり
奴の顔を俺に近づけさせ、耳元に唇を寄せて
「そんな顔に出すと回りにバレるぜ?」
と、囁いた
仔犬ちゃんは目を見開き、恥ずかしげに俯く
もっと虐めてやりたくなる
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