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「ほら、ちゃんとお前も俺の気持ち良くしてくれよ
俺がここまでしてやってるんだぜ?
お前だって気持ち良くなりたくて痴漢なんてしたんだろ?」
そう、意地悪く囁き
「この淫乱」
と、続け
仔犬ちゃんのズボンのジッパーに手をかけた。
「あ!ご、ごめんなさい!!」
仔犬ちゃんは、途端に俺を突き飛ばし
叫ぶと、泣きながらたまたま着いた駅に飛び降りた。
「あ、ちょ仔犬ちゃ…」
最後まで言わず内に、電車のドアは閉まってしまい。
発進する電車
仔犬ちゃんはホームの人影に紛れ、既に姿は見えなくなってしまっていた。
あーあ…
せっかく可愛子だったのになぁ
名前ぐらい教えてくれたって…
どうしたんだろう
来るもの拒まず、去るもの追わずの俺が、仔犬ちゃんの恥じらう顔が頭を離れず
ヤバイ、これをオカズにいくらでも抜けそうだ…
また明日も会えないかなぁ
なんて思いつつ
俺は、降りる駅に降り
学校に行く前に駅のトイレに向かうのだった。
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