ストーカー?

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「あんだよ、また風紀の奴…」 俺は、校門前にたどり着いてはいたが 中に入れず困っていた。 トイレで用を済ませため遅刻ギリギリなのだが 風紀が見張っているのだ。 俺の容姿と言えば金髪に色素の薄い瞳 白い肌、色づいた唇と艶やかで目立つ容姿に加え、着崩した制服にピアスとかしてるし まぁ、制服とかピアスとかしてる奴多いから黙認されてるけど あの風紀、俺の目立つ容姿にいちゃもん付けて来るんだよなぁ… 容姿は俺、ハーフだから仕方ないのに 俺は、仕方なく諦め 校門を通る別の生徒の影になりつつ、行く事にした。 「おい、丸山敬一 止まれ」 あー、目ざといなぁ 今更だが、俺の名前は丸山敬一である。 しかしフルネームとは 「ねぇ、風紀委員さん 毎回思うんだけど、アンタ俺の事好きだろ?」 俺は不機嫌に腕を組み、風紀である男を睨む 真面目そうな眼鏡に流し目、スラリと高い身長 女子から人気らしく、コイツの為に態々校則違反をする奴まで居るとか 馬鹿らしい 「そういうお前こそ毎回校則違反をして、俺の気が引きたいんじゃないのか?」 等と口走り、ニヤリと笑う風紀
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