1人が本棚に入れています
本棚に追加
シュウウウウウウウウウウウッ
そんな俺の耳に何かが変わった音が入ってきた。
「………っ」
そして、パアン!っと弾ける音。
火の玉に目を背けていた俺は自分に何もないことにきずく。
「ちぇっ。またお前かよ」
そこにいたのは…溝端蜜ー…。
「…あっ、あ」
言葉が言葉にならない。
何が起こったんだ?
どうして火の玉が来なかったんだ?
そんな俺に
「大丈夫ですか?」
と溝端蜜が言う。
目の前に差し伸べられた白い手にただただ困惑する俺。
最初のコメントを投稿しよう!