特殊能力

8/10
前へ
/30ページ
次へ
シュウウウウウウウウウウウッ そんな俺の耳に何かが変わった音が入ってきた。 「………っ」 そして、パアン!っと弾ける音。 火の玉に目を背けていた俺は自分に何もないことにきずく。 「ちぇっ。またお前かよ」 そこにいたのは…溝端蜜ー…。 「…あっ、あ」 言葉が言葉にならない。 何が起こったんだ? どうして火の玉が来なかったんだ? そんな俺に 「大丈夫ですか?」 と溝端蜜が言う。 目の前に差し伸べられた白い手にただただ困惑する俺。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加