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「あー疲れたぁー。」
朝、研究部は活動がなかったからたいして疲れなかったけど運動部はぶっちゃけキツい。
でも、私は毎日遅刻ギリギリだからいつも走って学校に来ていた。
そのおかげで長距離が強い。
机にほっぺを当てると冷たくて気持ちいい。
「おい。」
無視、無視。
「おい。」
「…。」
「お前!聞こえてんだろ?」
「なに?」
怖い感じで答えてみる。
「お前、疲れたって年いくつだよ。」
「はぁ?13ですけど何か?」
「お前、ボール拭いただけで何もしてねぇーじゃんか。」
「あのねぇー私だって好きでこの仕事してる訳じゃないの。分かる?」
「東だってお前みたいに面倒でまったくかわいく無い奴の世話しないといけない
なんて本当に可哀想だよなー。」
「余計なお世話ですぅーだ。」
舌をべーと出してそのまま席を立った。
本当にムカつく奴。
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