6人が本棚に入れています
本棚に追加
席につくと、冬真が本を読んでいるのが目に入る。
「おい!」
うわっ!また話しかけてきた。
「なに?」
「お前、東のとこでなにしてたんだよ。」
「あんたに関係無いでしょ!」
私は机からノートを取り出して図書室に向かった。
あいつ、東にベタベタし過ぎなんだよ。俺とまったく態度が違うし。
なんか聞こえたようなきがしたけど聞こえてない事にしておこう。
教室を出る前に東くんと風美の様子を見たけど、東くんは優しいし、いい感じ。風美は勉強どころじゃなさそうだけど…いつになったらまともに喋れるようになるんだか。
休み時間は短く早く図書室から帰って来ないと遅刻になってしまう。
私は急いで図書室に行って本を見つけて帰りに借りられるようにしっかり予約をすました。
最初のコメントを投稿しよう!