Sweet Wedding

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ガーデンパーティーは厳格な式とは違い、和やかなムードの中とり行われた。 パーティーの進行はRenさんに任せたというか…勝手に決められていたというか… まっ、Renさんのおかげで盛り上がったことは間違いないんだけど、ファーストバイトが大変なことに… 「……Renさん、ホントにコレでやるの?」 「もちろん♪ ひな、豪快にGacktに食べさせてやって!」 Renさんが用意したのはフォークではなく、料理に使うお玉。 Renさんが周りを煽って「食べろ」コールを引き起こすと、ヤケクソになったがっくんが豪快にかじりついた。 鼻から口の周りまで、ベッタリとくっついた生クリーム。 こんながっくんはなかなか見れない…とばかりに、周りにいた人たちがシャッターを切った。 「クリームも滴るいい男だろっ?(笑)」 「そうだね(笑) 私も桃に焼き回ししてもらおっと♪」 私はそう言ってクスッと笑い、がっくんの鼻についているクリームを人差し指で拭い、ペロッと舐めた。 今度は私の番。 てっきり普通のフォークが出てくるのかと思いきや、私の時も用意されていたのは、もちろんお玉だった。 気をつけて食べても鼻には付いてしまう訳で… でもそれだけで終わらなかった。 ハンカチで拭こうとした瞬間、直接ペロッと私の鼻を舐めたがっくん。 私の顔が真っ赤になったことは言うまでもない。 .
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