Sweet Wedding

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桃 パパの転勤で小4の時に転校を余儀無くされた私だったけど… 人一倍人見知りが強かった私は、なかなか自分から輪の中に入ることが出来なくて… そんな時、一番最初に声を掛けてくれたのが桃だった。 思い返してみればあの頃から姉御肌。 困っている人を放っておけない性格で、男子からは「女番長」と呼ばれていた。(笑) 私の思い出には、いつも桃がいた。 嬉しい時も、楽しい時も、悲しい時も、辛い時も… 一緒に笑って、泣いて…時には怒られたりもして… 私にとって、かけがえのない大親友。 そんな桃の恋愛対象は包容力のある大人な男性。 でも桃は世話好きだし、私は意外と年下が合ってるんじゃないかな~…なんて勝手に思ってる。 「ひな~///」 「ほら、桃…泣かないでよ…///」 「うん、そうだね!おめでたいのに泣いちゃダメだね/// でも…ホント、1年前はこんな日が来るなんて思ってもなかったから…嬉しくて…」 「…うん…ありがと/// 桃のおかげだよ♪」 私がそう声を掛けると、桃は泣きながら私に抱きついた。 「今度、家出する時は、ちゃんと相談してよ! ちゃんとかくまうから、いきなり姿消すとかナシだからね!!」 「……桃ちゃん、縁起悪いこと言わないで///(笑)」 「あははは…そうでした♪ Gacktさん…ひなのこと、よろしくお願いします///」 「任せといて♪」 こんなにも私のことを心配してくれる桃。 いつか恩返しができるとイイな♪ .
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