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トモさん
私にとって、いつも優しく見守ってくれる『お兄ちゃん』のような存在。
トモさんがいなかったら…私はきっとここまで強くなれなかった。
辛い時、気づけばいつもそばにいてくれて…黙って私の話を聞いてくれた。
トモさんがいてくれたからこそ、今の幸せがある。
「ひな、本当にコイツでいいの?
考え直すなら籍入れてない今だぞ?(笑)」
「がっくんがいいんですぅ♪」
茶化すように言ったトモさんに、私は幸せいっぱいの笑顔で答えた。
「くっくっくっ(笑)即答かよっ♪
それにしても、ひなが人妻か~…///」
「何やらしい想像してんだよ!
このエロ親父!!」
「はぁ?エロ親父はお前だろっ!?
ひなに言われたじゃん!(笑)」
「や、…もう…忘れて///
アレは酔ってたから…」
自分の記憶から消し去られていたのに、突然話に出され、全身から汗が吹き出す。
「新婚生活もいいけど、たまには店に顔出せよ?
アイツら、寂しがるから♪」
「………うん///」
「Renたちのせいにしてるけど、ホントは自分が一番寂しいんじゃねぇの?(笑)」
「……うるせぇよ///」
「ありがと♪
トモさんにはまだまだお料理、教えてもらいたいし…今まで通り、顔出すね///」
トモさん…たくさん泣いた分……私、幸せになるよ…///
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