~指差して笑われた~

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「教えて下さい。何があなたを縛っているんです?」 大悟は急に敬語になった少年を目を丸くして見た 「死ぬ事を拒んで下さい!何も無くなる事を恐れて下さい!!あなたには明日があるんですよ!」 少年は噛み付きそうな勢いだ。だが、口調は穏やかだった。 「それでも明日を拒むなら…」 そう言い続けた少年は大悟を指差し 「先生に言いつけるぞ!!」 と言い残し裏路地から姿を消した
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