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キーンコーンカーンコーン。
予鈴がなると共に私は自分の席に着いた。
時刻は4時過ぎ。
周りのクラスの子達は放課後に遊ぶ話をしていたけど自分だけ違うことを考えていた。
「今からカフェ行くんだけど埜那も一緒に行かない?」
「ごめんね。少し用事があるから先帰るね。」
私は気になることがあったから。それは婚約者と言った慧簾斗のこと。
また森へ行けば会えると思った私はダッシュで向かった。
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