あらすじ

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感動のフィナーレを迎えたところで、番組収録最後のシメとして、全お下劣ファイター参加によるエンディングテーマの熱唱が行われた。 音頭を取るのは、歌手である流せ智也であり、エンディング曲の作詞家であるユースケ・キンタマリアであり、また伴奏を奏でる吐か瀬太郎である。須藤便器、パパはイヤ鈴木らが先陣を切ってダンスの振付を担当。そしてセンターポジションは勿論、お下劣ファイトチャンピオン・我らが大ピンチもも子である。 全100人の戦友達が、それまで自分達を絆として繋ぎ、また誇りとして輝いていた下ネタの数々に敬意を込めつつ、“摩訶不思議タマメンチャー”を歌った。 ―――つっかっもっうぜっ! ゴールデンボール! 男で一等手強い所~♪ さっわっろっうぜっ! ゴールデンボール! 体で一等デリケートな場所~♪ 俺の~は~デッカい宝物! そうさ! 今こそ! タマメ~ンチャ~~~♪ ちゃっちゃっちゃっちゃらららん!! 最後にもも子はテレビカメラに向け、はじける笑顔で大きく手を振った。 もも子「さよおなら~!!」 番組のオンエア後、現実に帰ったもも子が自分の成した業の愚かさを思い知り絶望的な顔で残りの高校生活を送る羽目になったのは言うまでもない。
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