あらすじ

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ドキ胸「第1ステージはァ~!? 下ネタ愛をアピールしちゃおう!“胸がドキドキ恋もドキドキ☆ドキドキ下ネタコンテスト”~!!」 総勢100人のお下劣ファイターが、それぞれ1人ずつ自身が得意とする下ネタ及びそれに基づく芸や技を披露していく品評タイプのコンテスト。アピール時間は1人数分。パフォーマンスの終了直後、5人の評議員がそれぞれ20点、計100点満点でファイターを評価していく。 優勝候補である雲黒斎は貫禄の高得点。オゲレツ斎、ウンチくんらも負けじと高得点をたたき出す中で、ただ1人下ネタをテレビカメラの前で披露することを恥じらうもも子は苦戦する。 折角事前におならの風圧で空を飛ぶ技“ヘー出ルワイス”を身につけたにもかかわらずつまらないプライドでそれを使おうとしないもも子は、何もしないままアピールタイムを浪費していく。オゲレツ斎らの必死の願いも虚しく、もも子は0点でアピールを終えてしまう。 恥をかかずに済んだと胸を撫で下ろす一方で、本当にこれで良かったのかと自問自答するもも子。そんな彼女に、次にアピールするファイターがすれ違いざまに彼女の無様なアピールぶりを罵倒する。 反発するもも子であったが、歳も同じくらいである彼の何やら思いを胸に秘めた鋭い眼光に気押され、不愉快ながらもそのまま仲間達の待つ客席に戻るほかなかった。 彼の名は通称ピート。キックボクサーである彼は、客席から睨みつけるもも子の眼前で見事なパフォーマンスを披露する。 高威力を誇る必殺のハイキックと、インパクトの瞬間に相手の鼻先に強い悪臭を放つ足のクサさで、大の男を見事一撃でKOしていく。その結果100点満点の堂々第一位の成績で第1ステージをクリアした彼に、もも子は強いライバル心を抱くこととなった。
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