あらすじ

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ドキ胸「第3ステージはァ~!? 恋も追いかけ虫も追いかけ! どっちも捕まえハッピーエンド! “ドキドキ採集! ムシムシぴょんぴょん大作戦”~!!」 第3ステージは昆虫採集。会場には豊富な種類の虫が放たれ、ファイターは制限時間以内になるべく多くの昆虫を捕らえることを競う。 虫には種類に応じそれぞれポイントが決められているが、その配点はファイターには知らされない。その代わり第3ステージの獲得ポイントの順位だけは専用の機械で逐一知らされ、それを元に虫のポイントを推理していく。どの虫が高得点なのかを判断できるか、またいかにその虫を大量に捕獲できるか。情報収集能力と判断力が問われる。 この期に及んで未だ下ネタに対する抵抗があるもも子は、蝶やセミなど無難な昆虫ばかりを捕まえていくが、いくら集めても順位は振るわない。不審に思ったウンチくんは、なるべく汚いイメージのある虫が高ポイントであると推理。剣道で鍛えた俊敏な動きで虫取り網を振るうオゲレツ斎も一緒に高得点を狙う。 ウンチくんの推理は的中。“フンコロガシ”“銀蝿”“ベンジョムシ”の3種が高得点だと見切った3人は快進撃を見せる。しかしその途中、もも子は(わざとらしく)病気に苦しむオードリーの姿を見つけ、一旦オゲレツ斎らと別れて昆虫採集を中止し、彼女の兄を探すことにした。 貴重な時間を割いてしまったが、何とかオードリーは兄を見つける。しかしその兄とは、何と第1ステージでもも子を挑発したピートの事であった。因縁の相手と図らずして再会したもも子は、彼と衝突する。しかしピートは「大会の順位で競おう」と言い残し、妹と共に去って行った。 更に終了間際、もも子はガールおじさんの姿を見つけるも、彼は既に何者かに襲われ虫の息であった。これでは今大会中には強化パンツを作ってもらう事は出来ない。ガールおじさんはもも子に「雲黒斎に気をつけろ」と言い残すが、同時に以前彼の元を訪れた女性に口止めにとどめを刺されてしまう。 彼女はシモーヌと名乗り、雲黒斎の左腕であった。シモーヌは雲黒斎に報告するためもも子を残し去っていく。そしてシモーヌが戻った頃には、雲黒斎とその手下の女の虫かごには大量の昆虫の姿が。卑劣にも彼らは、他の下ネタファイターを襲撃し、彼らの集めた虫を奪って高得点を狙っていたのである。
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