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正城と帰る家路だけど……気になって私が我をはって 自転車で正城を追いこそうとしても追いこす。 なによ。ムカツク。 もうすぐ夏が来る。ひまわりのさく町だ。 「なお、じゃーな」 私は手をふって家に入った。 なんかムカツク今日の正城。 「ただいま」 「お帰り菜緒子」 「お母さんー」 「どうしたの?」 「私も携帯ほしいな………。」 「高校生からでいいのよ携帯電話なんて辞めてよね」 「……………」 私は自分の部屋に行き、勉強机に顔を伏せた。 私はいつの間にか寝てしまていた。
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