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死神
頭から爪先まで黒フードに身を隠し、明るい日中にも関わらず人目をひく。
急に目の前に現れたそいつに、俺はビックリしちゃって言葉もない
「え?今、上から…ってか、空から来たよな?」
「飛べるんだ便利だろ?」
そいつは自慢気にそんなことを言っている
「確かに便利だが…え?人間じゃないよな」
「おぉ、見ての通りの死神でござい」
見ての通りと言われても、見えてるのは外見、黒フードしか見えちゃないが…
「信じらんないな、夢でも見てるのかこりゃ」
「いいや、現実だよ、ちょっと相談があるんだよ、聞いてくれるよな」
俺は渋々話を聞くことにした。
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