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「達っ!!」
俺は、はっと顔を上げた。
「八嶋さ………えぇ?!」
だが、驚いた。
八嶋さんは、寝巻き姿にカーディガンを羽織っただけの格好だった。
「達っ……ごめ、ごほっ、なさっ……」
「大丈夫ですか!?」
八嶋さんは、ごほごほと咳をしている。
「風邪、引いちゃって、ごほっ……」
とても苦しそう……。
「とりあえず、家に送るので、えっと……大丈夫ですか?」
涙なんか止まっちゃったよ……。
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