第3話 『きまぐれな時間』

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大型テレビに映像と共に流れる、その当時流行していた海外アーティストの曲に、樹利はクックと笑った。 「懐かしいな、このアーティストの曲流行ったよな」 するとシンが「リバイバルで今も結構注目されてるよ。だから、僕としては古さを感じないな」と笑みを浮かべた。 画面いっぱいに現れた二十歳の可愛の姿に、シンとルカはオーッと声を上げた。 「可愛さん、若い!」 「カワイイね」 そう声を上げるルカとシンに、可愛は耳まで真っ赤になった。
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