第3話 『きまぐれな時間』

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「なんか悔しいから、絶対フランス語マスターする。その気になればすぐに覚えられるんだからね」 ブスッとしながら悔しそうに言ったルカに、シンはクスクス笑った。 「僕が教えてあげようか?」 「いらない!それにもうシンくんに勉強教えるのやめる」 「えっ、どうして、関係ないよね。教えてよ」 とワイワイ言う二人に、樹利はテレビを観ながら、 「シッ、可愛が画面に出た」 と目を光らせながら人差し指を立てた。
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