第18章 『GIFT』
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「……美咲」 「正直、ちょっと怖くもあったけど、やっぱり嬉しかったよ。シン君のことが好きだから」 気恥ずかしさに目を合わせられないままにそう告げると、シンは嬉しそうに目を細めて、ギュッと抱き締めた。 「ありがとう、僕も大好きだよ、美咲」 勝手口から入るなりキッチンで大きく盛り上がる二人の様子を コロンとラビはすぐ近くで尾を振りながら微笑ましく見守っていた。
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